能登弁その他

娘に

この間、娘と一緒にいたら、近くにいたおばさまに『おや、いちゃけない』とお褒めの言葉をいただきました。『いちゃけない』(かわいい)ですが、小さい子供にしか使わないホメ言葉かもしれません。久々に聞いたな〜。

いかなてて

今日アメリカ人の友達と能登弁で盛り上がり、その友達が好きな能登弁は『いかなてて』=どういたしまして。あんまり早く自然に言うので、一瞬聞き取れないぐらいでしたが、 ん???いかなててって言った???と衝撃の一瞬でした。宅急便のお兄さんでいつも能登弁を上手に使う人がいて能登弁の使い方に感心するけど、外国人の能 登弁は久々に聞いたような気がする、、、。いかなてては、私でも使おうと努力しないと出てこないかも。同世代の友達は使わないな〜。ともあれ、驚きの1日 でした。

がじゃもじゃ

家の娘が『おかあさ〜ん。がじゃもじゃになった〜』というのでみたら、
たしかにがじゃもじゃでした。がじゃもじゃなんて久々にきいた。
ぐじゃぐじゃとか、めちゃくちゃという感じですが、娘がいうとおもしろい。


ひーちゃんの好きな能登弁

パン職人のひーちゃんのお父さんは能登の人だけれど、お母さんは佐渡からお嫁に来た人なので、 ひーちゃんはそんなにきつい能登弁じゃない。そんな、ひーちゃんだか ら、『好きな能登弁なに?』って聞いた時に間髪入れずに『はいだるい』って帰って来た時には、『へ〜』ってびっくりしてしまった。『なんで?』って聞くと 『だって、はいだるいって他の言葉では表せないでしょ』という答え。んんん〜納得。強引に意味をつけるなら、つまらない、残念、がっかりした、かな?期待していたのに、期待程でなく、落胆した気持ちを表す言葉。よく『おや、はいだる い』と使います。

ひまわりさんの思い出の能登弁より

ひまわりさんの思い出の能登弁より、今日は『ばらばったい』と『だだくさ』。『ばらばったい』は汚いの中でも汚れて汚いと いうよりはばらばらになっていること。汚れて汚いのは『こきたない』といいます。『だだくさ』は大ざっぱ、いい加減(悪い意味ですよ)、だらしない事を言 います。他に汚い事を表す言葉ってあったっけ?

アンさんの好きな能登弁

 『ちょっこり』がアンさんの好きな言葉。『ちょっこりちょーだい』ってほんとかわいいよね。お菓子の名前みたいって言うのもなんだか、アンさんらしいコメント。『ちょっこり』『ちょっこし』どちらも使うよね〜。
ちなみに(少し)という意味です。
 家の子はマイペースで、ちょんこい時(小さい時は)は英語で話しかけられても答えはもちろん能登弁。返事は『ちょっこし』『なんも』挙げ句の果てに『なにゆうとるかわからんよ〜』、、、、には参ってしまいます。



まっちゃんの好きな能登弁

家にときどきお手伝いに来てくれるまっちゃんは、旦那様が元漁師で能登弁結構ぺらぺらです。

ウセツ弁。

まっちゃんに好きな言葉は?と聞くと、『べっちゃ』(違う)だって。おもしろ〜い。ところで、『ちご〜』(違う)と『べっちゃ』はどう違うのかな?!文中で何かがくっつく時は『ちご〜』?!、違います。と言う時は『べっちゃ』かな?

テラちゃんよく使う能登弁は何?

『いっぱい つことる(使っている)言葉は、なんでもかんでも
「ま〜〜〜んで・・・」って言ってからしゃべっていることかなぁ?

おらっちゃ、わからんぎわいねー 意識したらもっしょい(おもしろい)ぞいやー』というテラちゃん
は家のパン屋の常連さんです。
『ま んで』より『ま〜んで』さらに『ま〜〜〜〜〜んで』と強調したいと『ま〜〜〜〜』が伸びる。ちなみに、とても、大変、ものすごく、、、という意味で、『ま んでくさい』(とてもくさい)『まんでもっしょい』(とてもおもしろい)『ま〜んであまい』(とてもあまい)の様に使います。そういえば、わたしも『まん で』よ〜使とるかも。まんでは、肯定文が多いと思うけど、否定文の時は『なんも』かな?『なんも』は(全然)で、『なんもくさない』(全然くさくない) 『なんももっしょない』(全然おもしろくない)『なんもあまない』(全然あまくない)『なんもまあない』(全然おいしくない)。他に『なんも』は
(いいえ)としても使います。『きんの(昨日)宇出津行った?』『なんも』とか『辛いが嫌いけ?』(辛いのは嫌いですか?)『なんも。なっともないよ。』(いいえ。大丈夫です)など。

さすが親子

妹に、

好きな能登弁何?と聞くと

『え〜だって能登弁分 からんもん。』

と言う答え。

さすが親子!おもいっきり能登弁ですけど〜。

『んんん。好きとか嫌いとか考えなが ら使っとらんし分からん。でも、そういえば、大阪行ったとき、何りんりんりんりんゆうとりんってゆわれたけど〜(また、りんや〜)』との事。

りんは能登町 だけかな?語尾につけて、『何ゆっとりん(ゆうとりん)?』(何を言っているの?)『食べとりん』(食べているの)など。ますかな。『のみん』(飲みま す)『くりん』(来ます)『いきん』(行きます)『さきん』(咲きます)『なきん』(泣きます)『よびん』(呼びます)『こりん』(こります)『ゆい ん』(いいます)あ〜のってきた〜限りなく行きそうなので今日はここまでに。

主人の好きな能登弁

主人は能登の人ではないので、というかオーストラリア人シドニー出身。

はじめは会話中に何度も出てくる『あんた』(あなたー決して怒っている訳ではなく)しか聞き 取れんかった〜でも、何回も聞き直すのも失礼だし、、、。と困っていましたが、最近は多少能登弁も理解しているようです。

そんな主人が好きなのは、語尾の のばしだそうです。

語尾と言うか文中の区切りがあるたびに〜〜〜〜と結構抑揚をつけてのばすのがとってもおもしろいらしく、主人が使ってみたりしているの が私はおかしい。例えば、『きんの〜〜〜(きのう)、○○さんのうちいってんけど〜〜〜〜だれもおらんかったし〜〜〜〜(いなかったので)電話した ら〜〜〜〜、、、、、、、』と言う風に永遠に続くのですが、子供たちが使うのがこれ又かわいいらしい。

父の好きな能登弁

家の父に好きなことばなに?って聞くと『おや、まいや〜』(わあ、おいしい!)さす が料理人。おいしい物を食べるのも大好きな父らしいコメント。まいは『まいもん』(おいしいもの)『まいことした』(うまくやった)などと使います。 『○○さん○○に就職できてんといね』(就職出来たらしいよ)『おや、まいことした』(わあ!うまくやったね)とか。


ベーカリーのスタッフまき子さんの好きな能登弁は何?と聞くと『おいね〜』。秋田からお嫁に来た人なのでなんて言うかな〜って思ったら意外な答 え。

『おいね』は、はい、うん、そうだよ、など、肯定の意味。文頭で使うと、そういえば、って感じかも。例えば、

『おいね、きんの(昨日)○○さんにきい てんけど〜(聞いたんだけど)』

使う人は、おいね、おいね〜、おいね、と相づちで連発する人も。あと、能登に来て分からなかった言葉は、『はんがい』 『かたいもん』『かたもん』だって。始めから、しゃもじ、おりこうさん、現金という意味です。例えば、『入学祝い何あげようかね〜』『いりようやさかい、 かたもんにせんかいね』(おかねがかかるころだから現金にしましょうよ)『おや、かたいもんや〜』は、(なんておりこうさん、賢い子でしょう)となります

さっちゃんの好きな能登弁

さっちゃんに好きな能登弁は?と聞くと『だいすきな〜』というお返事。だいすきな〜は大好きという意味ではなく、素敵ですねと言う意味です。よく、『おや、だいすきな〜』と言う風に使います。

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